歩き始めた1歳半頃~3歳未満のお子さんのケアについて

吉川元子先生のパーソナルケアクラスについて
よくいただく質問に、回答をまとめましたので
受講の参考にされてください。

①授乳中のお子さんの場合は、
赤ちゃんがじっとして寝ている状態か、授乳しながら行います。

 授乳中だと、非常に効果が出やすいからです。
②授乳を卒業しているお子さんには、
本を読み聞かせながらや、
果物や煮た野菜やおにぎりなどを食べながら(パンお菓子はNG)、
座ったまま行います。
その他、干しいもや子供用スルメなども
しゃぶりながらじっとしてくれる例があります。
(お家でお子さんが食べられそうか試してからご持参お願いします)

開始年齢は、基本的に何歳からでも始められます。


それよりも重要なポイントは、
じっとして5分でも10分でもいられるかです。
これまで継続して受講されてきたお子さんも、
1歳半でじっとしていられなくなり、一旦お休みして、
3歳以上になってじっとしていられるようになってから、
定期的に受講再開されているお子さんも多くいらっしゃいます。

①じっとしていられない時期
②場所慣れしないや人見知りで、身体に触らせてくれない時期
歩き始めた1歳半頃~3歳未満のお子さんは、
人生で一番じっとしていられない時期であり、
尚且つ、人見知り場所見知りのあるお子さんだと、
じっと据わって触らせてもらえない可能性があります。
歩くようになったお子さんでも
寝てじっとしていられる、食べながらでも座って、
10分間じっとしていられるとかなり効果が出ます。
5分間でも違いが出ます。
しかし、1分間もじっとしていられない状態では、
施術効果を出すのは正直難しいです。
また、泣いている場合は、全く結果を出せません。
過去に、初回受講時1歳半のお子さんで、
私にも場所にも慣れなくて、1時間半、泣いて歩き回って
一度もじっとしていられなく、触らせてもくれなくて、
成果が出ずに申し訳なくなるケースもありました。

ベストは最初の2~3ヶ月は月2回ペースで、
その後、月1回で10回以上の継続で
効果の変化が戻らずに維持できるようになります。

しかし個人差があります。

特に、ご家庭でのケアが重要で、
ご家庭でママがケアをやって下さると、
月1回ペースでも効果の持続は高いです。
効果は、持って2週間。
4週間以上空くと、完全に元に戻ってしまい、
また再度そこからスタートとなります。

そうした経験から、
ケアを開始し始めは戻りやすいので、
月2回ペースの方が効果を持続しやすいのでお勧めしています。 

勿論、効果の継続時間にも個人差があります。

頭の歪みは、1歳を過ぎても効果が出ます。

しかし、上記の理由で個人差が大きいです。

効果の変化の速さや大きさは、
1歳未満で開始した方に比べると、
やや変化は小さく時間もかかります。
まとめると、
①ポイントは、じっとしていられるかどうか
②人見知り場所見知りの有無

③ご家庭でのケアを継続できる

④受講頻度を守って受講

①ダメもとで一度トライしてみる。
「一度も触らせてもらえないままでも良い」としてトライする。
②じっとしていられるようになってから始める。
赤ちゃんのために一生懸命に考えて行動されているママは、
本当に素晴らしいです。
そのご期待に私も結果を出したいのですが、
上記の理由で一番難しい時期という事を考慮して、
受講をご検討して頂けるとありがたいです。

①施術をすると血流が良くなり大変口が乾く
パン・お菓子・シリアルが好きなお子さんは多いです。
しかし、乾燥すると血流は良くなりにくいし、
また乾燥している食材は、より体の水分を奪うので、
施術中には不可にさせて頂いています。(スタジオ内も不可)
②次のクライアントさんへの配慮
パン・お菓子・シリアルはボロボロとクズが出やすく、
床に散らばりやすいです。
それを片付けるというと、時間がかかり、
次のクライアント様の迷惑になります。
また、見えない所に入り込むと、
ダニなどの温床を作る原因となり、
アトピーがハウスダストやダニの原因というお子さんには、
大変な迷惑になってしまいます。
この2点から、
お菓子・パン・シリアルはNGにさせて頂いています。

①体を冷やす生野菜は少量ならOK(お天気とも相談)
整体は、血流を良くする事を目的にしています。
生ものは体を冷やす働きがあるので、
体が冷えるものはお勧めしていないのですが、
沢山でなければ大丈夫です。
夏場の体が熱くなり過ぎる日中なら、
生野菜は効果的ですね。
逆に雨や曇りで気温が低くなっている時はNGでお願いします。
②硬い生野菜は、丸呑みの原因になりやすい
生野菜の多くは硬いので、
咀嚼が上手くできないお子さんの場合、丸呑みの原因にもなります。
実は、お子さんの咀嚼は、歯の発達に直結しています。
咀嚼を両方の歯でしっかりできないお子さんは、
歯並びなどの歯のトラブルを起こしやすいです。
頭の歪みがあると、噛み合わせが悪くなり、
沢山食べられない原因となったり、
咀嚼不足・左右に片寄った咀嚼の原因になったりしています。
大きくなればなる程、咀嚼不足があると、
小腸や大腸の消化の負担が大きくなり、
内臓が疲弊して、歪みを改善しにくくなる原因となります。
という理由で、施術の時には硬い野菜はNGにさせて頂いています。


果物は生ですが、咀嚼しやすくて、非常に消化が良いからOKです。

トマトですと柔らかいし、暑い時期はOKです。
ただし、当日雨で気温が低い場合はNGでお願いします。

※両方の歯で咀嚼できるようになったら、
硬めの物で噛む練習をして欲しいですが、
それを丸呑みしてしまっていては返って逆効果になるので、
とにかく「ママと一緒に良く噛もうね!」を連発して
咀嚼を多めにできるようする事をお勧めします。

実際に、食べながら、絵本見せながら整体をしています。

施術中に動画を見せる事は、OKです。

しかし、
あえて日頃スマホで動画を見せてないママも多いため、
記載に配慮しています。

実際に、何も用意されていない場合、
ママに確認した上で、
動画を見せて施術させて頂いくこともあります。

※ただ、ご自宅でのスマホやタブレットは
できるだけ短時間にして頂きたいと考えています。

なぜなら、視覚の発達途中である乳幼児期に
近位でのスマホやタブレット視聴によって、
斜視などの視覚のトラブルを起こしやすい
という報告もあります。