三人の博士について
 主の公現 2015,1,4
 マタイ2章1−12

1 イエスがヘロデ王の代に、ユダヤのベツレヘムでお生れになったとき、見よ、東からきた博士たちがエルサレムに着いて言った、
2 「ユダヤ人の王としてお生れになったかたは、どこにおられますか。わたしたちは東の方でその星を見たので、そのかたを拝みにきました」。
3 ヘロデ王はこのことを聞いて不安を感じた。エルサレムの人々もみな、同様であった。
4 そこで王は祭司長たちと民の律法学者たちとを全部集めて、キリストはどこに生れるのかと、彼らに問いただした。
5 彼らは王に言った、「それはユダヤのベツレヘムです。神が預言者を通して書かれています、
6 『ユダの地、ベツレヘムよ、おまえはユダの長たちの中で、決して最も小さいものではない。おまえの中からひとりの指導者が出て、わが民イスラエルの牧者となる』」。
7 その時、ヘロデはひそかに博士たちを呼んで、星の現れた時について詳しく聞き、
8 彼らをベツレヘムにつかわして言った、「行って、その幼な子のことを詳しく調べ、見つかったらわたしに知らせてくれ。わたしも拝みに行くから」。
9 彼らは王の言うことを聞いて出かけると、見よ、彼らが東方で見た星が、彼らより先に進んで、幼な子のいる所まで行き、その上にとどまった。
10 彼らはその星を見て、非常な喜びにあふれた。
11 そして、家にはいって、母マリヤのそばにいる幼な子に会い、ひれ伏して拝み、また、宝の箱をあけて、黄金・乳香・没薬などの贈り物をささげた。
12 そして、夢でヘロデのところに帰るなとのみ告げを受けたので、他の道をとおって自分の国へ帰って行った。 
ガリラヤのナザレ出身のイエスが、ベツレヘムで生まれるわけがないのだが、ダビデ王の子孫であるという聖者伝説をつくりあげる過程の中で、生まれたのがベツレヘムということにされたわけだ。
マタイもルカもイエスの父のヨハネの先祖はダビデ王だと書いている。だからマタイもルカも生まれたのはベツレヘムというわけだ。
 ベツレヘムの生誕教会には、2014年3月に訪れた。生誕教会の目の前の広場は、モスクのための広場であった。

モスクからは、スピーカーを通してコーランが流されていた。

モスクの反対側に生誕教会がある。ここは、パレスチナ自治区内ということもあり、アラブ世界の中に生誕教会が浮かんでいるのを実感する。

教会内部。正教会の聖堂である。内部は修復中であった。

右手に降りていく階段があり、イエスが生誕したとされる場所がある。

上部には、祭壇画が描かれている。左手の中段に描かれているのが三博士だと思われる。