2019,3,30

   泉南市立泉南中学校新校舎見学会から

 教科センター方式という新学習方式の施設という校舎が見学会があって参加した。
以下は、その率直な感想である。
 実施設計が、東畑建築事務所とあるが、一言で言えば、学校建築のあり方を知らない事務所である。
よくもまあ、使い勝手の悪い設計をしたものだ。
1年たたないうちに、教科専用教室は普通教室となるだろう。
そして、こんな校舎をつくらなければ良かったと誰もが考えるだろう。
 では、その校舎のできの悪さを見ていこう。

校舎の見取り図。

校舎中央の下足箱。

2カ所、光庭がつくられている。
中央に廊下があって、両サイドに教室があるつくりであるから、必要だ。
それでも両端は常時照明がないと薄暗い。この日は照明がすべてともっていた。

1階中央にある図書室。狭いの一言。書棚も申し訳程度。

教師用の下足箱は別の場所にある。

中央廊下と言ってもこの狭さ。さぞや生徒で混雑するだろう。

技術教室。なんと、準備室は中央廊下に設置されている。普通は教室の隣にある。
さぞや使い勝手が悪いだろう。

職員室のこの狭さ。各教員の机は教科ごとに廊下中央にある。
ちょっと学年会議をする程度を想定している。
職員会議は会議室を使うのだろう。

体育館に行くには、この連絡通路があるだけ。
強い雨がふれば、ずぶ濡れだ。

連絡用通路を外から見るとこんな感じだ。

体育館はそれなりの広さがある。

女子用の更衣室はある。運動場での体育はどうするのだろう。

教科用教室。個人用のロッカーなどはもちろんない。

後ろから見るとこんな感じ。

ホームルーム室。給食を食べるのにも狭いの一言。
3段の風呂屋にあるような個人ロッカー。

ロッカーと机の間は1人分のスペースもない。混雑必至。

ロッカーのこの狭さ。まさしく風呂屋のロッカー。鞄はもちろん入らない。

社会科教員スペース。廊下の中央にある。テスト管理、成績管理はどこでやるのだろう。
教材置き場すらない。社会科準備室はもちろん存在しない。国語も、数学も同様。

校舎端にはこんなスペースがある。生徒の休憩所か?それにしても座れる人数は10人もない。

コンピュータールーム。配線は地べたをはうやりかた。けつまずきますよ。
配線は天上からはわすべきでしょ。

家庭科教室。ミシン用に上から配線がされている。後ろの棚にはミシンが置かれている。
しかしだ、ミシンが4人一台くらいの配置、作業用机でなくて個別机ではさぞや使い勝手が悪いだろう。

理科室。いすは昔の古いくたびれたいすだ。

各階の端の教室が、青少年センター会議室と書かれていた。
しかし、何に使うのと職員に聞くと、生徒の遊び場所だと言われた。
中学生の室内遊び場所を各階に作ってどうするの?

廊下中央にある各教科担任スペース。こらんのとおり丸見え。セキュリティの発想はゼロ。

調理教室。なんと、ガスコンロが3個かためて流しの向かいに配置されている。
使い勝手が全く考えられていない。それにきょうびはガスではないでしょ。
などなど、突っ込みどころ満載の校舎でした。