十人のらい病人の話
ルカ福音書17・11−19 年間第28主日C年
2013,10,13

ルカの独自資料による話。ルカによる創作だと思われる。新共同訳では重い皮膚病を患っている病人とあるが、差別的言葉狩りのように思われる。
イエスはこれらの病人を見ただけで治したとあるが、マルコ福音書では自らの手を触れ治癒されている。
イエスなら見るだけではなくて、自ら手を触れるはずだ。治癒された十人のうちの一人だけが神を賛美して戻ってきたのに対して、イエスが「清くされたのは十人ではなかったのか。
ほかの九人はどこにいるか。」などと言っているが、そんなことイエスが言うはずがない。
イエスは神への感謝を強要するような方であろうはずがない。戻ってきたサマリア人のことを、新共同訳は「この外国人のほかに、神を賛美するために戻ってきた者はいないのか。」と訳している。
サマリア人は外国人にあたったのだろうか。
まあ、この話は納得できない話だ。説教のためにルカが創作した話だと考えられる。しかもできの良くない説教話として。