金持ちとラザロの譬えから
年間第26主日C年 2013,9,29
ルカ福音書16・19ー31

 ルカ福音書の独自資料で有名な譬である。
 27節から31節の「復活した者が行っても、彼ら金持ち連中は悔い改めないだろう」という部分はキリスト復活を踏まえてルカが付け加えた部分だと言われている。
 ルカがあれこれ元の譬えに付け加えている部分は、感心しないのが多い。しかし、この付け加えは、この譬えの値打ちを高めているように思う。
 「現世で、贅沢三昧の暮らしを行い、社会的弱者を顧みない暮らしをしている金持ちは地獄に行っている。」
 「現世で、乞食暮らしをするラザロのような社会的弱者は天国に行っている。」
 というイエスの主張は、きわめて明快だ。
 私は、天国や地獄に行ったことがないので、どういう所か分からない。
私は、別に天国に行きたいとも思わない。しかし、悪い奴らは地獄があるなら、地獄に行くべきだ。
 ブラック企業大賞を受賞した、ワタミのワタナベなどは、上記の典型的な金持ちにあたるのだ。
福祉サービス事業もやって社会貢献してますよと、テレビコマーシャルをやっていたが、真っ赤な嘘である。ああゆう輩は地獄に行くことを予定されているのだ。
 イエスの教えはこの譬えに凝縮されている。
 大原美術館、大原社会問題研究所等を作って世のため、人もために尽くした大原孫三郎のような、立派な金持ちはごくごく例外的存在なのだ。